基本情報技術者試験の合格体験記

午前の配点について

基本情報技術者試験の午前試験の配点割合はIRTによるものだと情報処理技術者試験センターのホームページで公表されています。ではそのIRTって一体どういうものなのでしょうか?(注)ここから先に記載する内容はすべて私個人の勝手な見解であることを予めご了承ください。また、内容は予告無しに変更される場合があります。
 
IRT(Item Response Theory:項目応答理論)って何??
基本情報技術者試験が終了してから数日すると午後の配点割合は公表されるのに、午前の配点割合はIRTによるとしか公表されていません。ではそのIRTとは何なのかを考えていきましょう。
 
基本情報技術者試験の午前の点数は単純な正解率によるものではありません。IRTによって配点割合を決めています。IRTとは簡単に言えば、試験のレベルに最適な配点を導く理論であると私は思います。極端に言えば、基本情報技術者試験の合格者がすべて正解で、不合格者がすべて不正解というような問題があればそれこそ理想の問題であり、その1問のみで合否が決まるといってもいいようなものです。(ちょっと極端すぎますけどね)
基本情報技術者試験の午前はおよそ6割強〜7割弱ほど正解していれば合格点を取れる可能性が高いです。そこでわかりやすく考えるなら、7割以上正解している人のほとんどが正解していて、なおかつ7割の正解率に満たない人のほとんどが不正解であるような問題は高配点となるのではないかと私は思います。あくまでも推測です。
 
管理人の実体験から考える
私の基本情報技術者試験の午前の結果は1回目の受験は620点、2回目の受験は650点です。しかし恥ずかしながら単純な正解率は1回目の受験の時の方が高いのです。なのになぜ2回目の受験の時のほうが30点も高いのでしょうか?2回目の受験の後である調査を見つけました。それは正解率が7割以上の人の多くが間違えた問題を探すというものでした。 正解率が7割以上の人の多くが間違えた問題ということは基本情報技術者試験の期待する問題レベルよりも高いという可能性が高くなり、その問題の配点は低いということに結びついてきます。そこで私は正解率が7割以上の人の多くが間違えた問題というのと自分が間違えた問題を照らし合わせて見ました。すると多くが一致したのです。(ちなみに私の正解率は7割を切っていました)
そのことから基本情報技術者試験のレベルにふさわしい問題こそ配点が高く、レベルを超えている問題は配点が低いということが考えられます。ということは受験者のほとんどが正解するようなレベルの低い問題はこれまた配点が低いのか? これは難しいところですね。簡単な問題というのは合格者にとっては正解して当然という問題ということになります。つまり簡単な問題もまた配点が高くなるのではないか。
ここに一つの例があります。 私の友人に全くと言って良いほど勉強をせずに受験した人が2人います。 1人は情報処理系の学科です。とは言え午前試験をスラスラとけるような知識は当時持っていませんでした。ごくごく簡単な問題のみ解ける程度です。 もう一人は経営工学系の学科です。経営工学系の学科は情報処理系の学科同様にコンピュータ工学やプログラミングの講義があります。 彼もまたごくごく簡単な問題のみ解ける程度です。 その2人の午前試験の点数は400点前後(正確な点数は忘れました)と420点(こちらは正確な点数)です。 その2人は共にごくごく簡単な問題、つまり勉強しなくてもその場で考えて分かるような問題だけを解答し、あとは当てずっぽうです。 基本情報技術者試験のみならず情報処理技術者試験は受験番号などの必須項目だけ書いてあとは白紙で提出しても200点です。 つまり200点は0点と同じです。そう考えると200点〜800点だから600点満点で計算し、それに200点を足すということになると思います。 となると彼らの平均点を410点とすると、(410-200)/600=0.35、つまり35%です。 彼らが正解する確率を考えるとごくごく簡単な問題を5問とし、当てずっぽうで当てるといっても一つや二つくらい消せる問題もあると考えると75*0.29≒22(問正解)、 22+5=27は27/80≒0.34です。つまりごくごく簡単な問題だけ解答してもその問題が特に高い配点が与えられているとも考えにくいのです。 それは高い情報処理知識がある人でも誤って間違いを選択してしまう人への配慮もあるかも知れません。 よってIRTで配点割合を決めるというのは基本情報技術者試験のレベルにあった問題ほど高得点とし、ふさわしくないレベルの問題ほど低得点とするものであると考えます。 それらはコンピュータによる複雑な計算等により導かれていることでしょう。あくまでもほとんどが推測です。
 
配点が0点の問題もある?
実は午前試験は80問中80問すべてを正解しなくても満点を取れることがあります。 つまり中には0点の問題が存在するのです。毎年2問くらいがあると思います。 その根拠はというと午前試験が80問中78問が正解で満点という人が実際にいるからです。 それだけ知識がある人でも分からない問題。 つまりその試験区分において難しすぎる問題だということです。 それだけの高得点を取る人はたいてい午前試験の過去問題を解きまくっているでしょう。 にも関わらず解けないのはなぜか?一つは難しすぎる。もう一つは過去問題で出題されていない。 もしくは上位区分からの繰り下げ出題だという可能性が高いです。 つまりそれだけその試験区分で難しい問題は正解率が25%に近くなるわけです。 25%程度の正解率の問題に配点を付けてもまず意味がありません。 なぜなら受験者のほぼ全員が当てずっぽうで解答しているからです。 そんな問題はIRTにおいて配点は0点で良いんです。 しかしその問題が次の試験でまた出題されたとしましょう。 またその問題は0点でしょうか? おそらく違うでしょう。 多くの受験生が過去問題を解く場合ここ数回の試験の過去問題から解答します。 つまり多くの受験生がその問題を知っており、答えも知っているのです。 またまた新傾向の問題は参考書にも反映されます。 つまり多くの受験者がその問題の答えがわかるのです。 つまり正解率は25%程度ではなくもっと上がるでしょう。 そうなると試験においてのその問題の重要度も高く見られ、配点が上がるのではないだろうか。 それらをまとめてみるとそれなりに過去問題を解いてきたし参考書もきちんと理解したのにも関わらず、 全く分からない、一度も見たことも無い用語に関する問題などはとっとと4分の1方式で選択すれば良いのです。 そんな問題はかなりの確率で低い配点となっているでしょう。 受験者の誰も知らないような問題だと思ったら考えこまずに、諦めてさっさと次の問題に移った方が得策なのではないか。 あくまでも私の推測です。
 
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